いつもお世話になっている方が還暦を迎えたので、
なぜ、還暦には赤い色のものを贈るのか?について
考えてみました。
干支がぐるりと一巡りし、生まれた年の干支に戻るのが還暦。
つまり、一種の生まれ直しのような節目の年にあたるのですね。
還暦には赤いちゃんちゃんこというのが習わしですが、調べてみると
「生まれ直し」→「赤ちゃんに還る」→「赤ちゃん」→「赤いちゃんちゃんこ」
と、駄洒落を彷彿させるようないわれがあるそうです。
でも、赤いちゃんちゃんこってさ。。。
贈られても、今どきなかなか着る機会がないですよねえ(苦笑)
先述のお世話になっている方にも、
「還暦だもん」とプリントされたTシャツを、
みんなで贈りましたよ☆
さてさて、赤い色。
赤は、「魔を防ぐ色」です。
数えで61歳は厄年にあたるので、災難に合わないよう
魔除けの色として身に着けたらよい色なのです。
神社の鳥居の色もそう。
魔除けの色として、あの朱赤が用いられているのですね。
脱線しますが、我が家の玄関マットは赤い色です。
玄関マットの赤は、外から入ってくる邪の気を遮断して
良い気だけを家の中に通してくれるのですよ。
玄関マット、きっといい仕事してくれています(笑)
色は、可視光線といって人の目で見える範囲の光なのですが、
赤は、赤外線の直ぐ隣の領域になるので、
身に着けると実際に体感温度が上がったり、
目で見た時には、その波長が脳内で交感神経を刺激するホルモンに働きかけて
アドレナリンを分泌し、体の底力を生み出してくれるのです。
私の父は、還暦を迎えた61歳で亡くなってしまい、
残念ながら生まれ直しは果たせませんでしたが、
今の60歳の方たちを見ていると、本当に現役バリバリ!
赤い色を積極的に身に着けて、
第二の人生をパワフルに歩んで頂きたいなと思います♪
三木 沙織