昨日、洞爺湖の佐々木ファーム マキさんから
鮮やかなピンク色のビーツパウダーをいただいた。
とても手間をかけて丁寧につくられた
さらさらとした細かい粒子のビーツパウダー。
そして今日、このパウダーを使って
試しにチークを創ってみようか
と思い立ち、やってみることに。
ベース素材に向いてそうと思った
葛粉も使ってみるかと、
ビーツパウダーに葛粉とミネラルの素材を加え
乳鉢で混ぜてみる。
ゴリゴリゴリゴリ
しばらくの間混ぜてみるものの、
なかなか素材同士がまとまらない。
液体を加えて様子をみてみよう
と、固形の手づくりチークを創る時の要領で
無水エタノールとオイルを加えて更に混ぜると、
葛粉のせいか少しとろっとした感じになった。
思っていたのとだいぶ違うなぁ、、、
でも、これはこれで練りチーク風かなと
混ぜたものをひとまず容器につめてみる。
何だか、ピンクのういろう(名古屋の羊羹)みたい。
美味しそうなチークだな、と思いながら
ウキウキしながら乾くのを待つこと数時間。
そして、ようやく固まったチークを
手に取ってみると、
乾いた粘土のようにボロボロとして
肌につけても色は全くもってつかず。
残念無念な出来ばえになってしまったけれど、
この失敗作で改めて
様々な難関があることがわかった。
自分で使ってみたいと閃いた
野菜パウダーを使ったファンデーション。
今まで無いものだものね。
すんなり上手くいくわけがない。
失敗は宝なり!どんどん失敗したらいいのだ。
それにしても、
佐々木ファームさんのビーツパウダーは
何というか、存在感がある。
パウダーになっても
「私はビーツ!」と主張しているような
力強さを感じるのだ。
このビーツパウダーを使って
ファンデーションやチークのレシピが創れたら
面白いだろうな。
さあ!
来月は久しぶりの洞爺湖だ。
カラーハルモニア
三木 沙織