自分がふと描いた色彩表現には、その時の心や体の状態が現れます。
色を選ぶ時。私達は、その時脳が最も心地良いと感じる色に惹かれています。
そして、目から入った色の波長は脳内で電気信号に変わり、
ホルモンの分泌に作用して、私たちの体だけではなく心にまで影響を及ぼすのです。
私達は、嬉しい時にはその感情を増幅させてくれるような明るい色に惹かれ、
逆に哀しい時には、その辛い感情を守ったり、
吐き出させてくれるような色に心地良さを覚えます。
例えば、黒い色ばかり着ていると、
「もっと明るい色も着たら?」などと言われることがありますが、
黒は全ての色の波長(光)を吸収している色です。
時には黒の存在が、厚いヴェールのような役割をもち、
その時の自分の心を守ってくれることもあるのです。
また、色にはその人固有のイメージがあります。
子供の頃によく遊んだ野原に咲いていたコスモスの色。
母親がよく身につけていたエプロンの色。
飼っていたペットの毛の色。
様々な体験や思い出が色と深く結びついています。
自分が前向きな時や後ろ向きな時に、どういう色に惹かれるのか?
自分と色との関係が少し分かると、色を通して今の自分が
どういう状態なのかを客観的に知ることができるのです。
色は、その作用をもって、私達の心を守り、
癒し、生きる力を高めてくれています。
color harmonia では、あなたと色の関係を読み解き、
あなたの本質を輝かせていく色からのメッセージをお伝えしていきます。